Slashdot Japan(ABC News)によれば、米国連邦取引委員会(FTC)が「スマートフォンにインストールできるアプリケーションではニキビ治療はできない」という申し立てについて和解を提案したそうだ。
問題のアプリケーションはAcneApp(iTunes Store)とAcne Pwner(Android Market)。読みはアクネアップとアクネパワーでよいかと思われる。
色付きの光を患部に毎日数分間あてるという手法によって治療するというふれこみで、1.99ドルのAcneAppは11,600ダウンロード、0.99ドルのAcne Pwnerは3,300ダウンロードを達成したというのだから、その人気ぶりがうかがえる。
科学的に効果が証明されない限り治療に効果があるとの表示をしないことを要求、これに従ったとあるが、なんでもかんでも信じてみるというのも如何だろうか、と筆者は感じる。
日本でも海外でも肌の悩みは万国共通、そのようなうたい文句に惑わされることのないよう、しっかりと自己管理をしたほうがよいだろう(といっても、どんなに頑張ってもニキビはできてしまうのでそれが難点なわけだが)。
なお、両アプリケーションはともに現在は削除されているという。